今日は「猫目の賊」という本についてお話しするよ！このお話は、芦川淳一さんが書いたもので、主人公は立原清一郎という隠密廻り同心（おにんみつまわりどうしん）というお仕事をしている男の人なんだ。隠密廻り同心は、悪いことをする人たちを捕まえるために、こっそりと調査をするお仕事だよ。
清一郎は妹の美琴と二人で仲良く暮らしているんだけど、ある日、美琴が大きなお店で赤ちゃんがさらわれる事件に出くわしちゃう。さらったのは「猫目組」という女の人たちの盗賊団（とうぞくだん）なんだ。
さらに、物語が進むと、清一郎の父親を殺した犯人がこの猫目組と関係があることがわかるんだ。だから、清一郎は妹を守りながら、父の仇（あだ）を討つために、猫目組を追いかけることになるんだよ。
この本は、ドキドキする冒険や、兄妹の絆（きずな）が描かれていて、とても面白いんだ。美琴は勇気を出して、清一郎と一緒に頑張る姿がとても素敵だよ。お話の中には、友情や家族の大切さもいっぱい詰まっているから、読んでいると心が温かくなるんだ。
「猫目の賊」は、2012年に発売された文庫本で、角川春樹事務所から出ているよ。もし興味があったら、ぜひ読んでみてね！きっと楽しい冒険の世界に引き込まれるよ。
