この本は、吉原、谷中、根津、雑司ヶ谷といった町を猫の目線で歩くお話なんだ。猫の目線って、ちょっと不思議だよね。普段は見えない景色や、いつも通る道でも、猫になった気分で歩くと、全然違う風景が見えてくるんだよ。
この本では、著者が猫のように静かに歩きながら、町のいろんな場所を観察しているの。まるで猫がパトロールをしているみたいに、抜き足差し足で進む様子が描かれているんだ。そうすると、普段は気づかない小さな発見がいっぱいあるんだよ。
例えば、道の脇に咲いている小さなお花や、古い家の壁に描かれた面白い絵、猫たちが日向ぼっこしている場所など、猫の目線で見ると、いつもとは違った景色が広がるんだ。著者は、自分の体験をもとに、町の魅力を伝えてくれるんだよ。
さらに、この本には著者の自筆イラストもたくさん収録されているんだ。イラストはとってもかわいくて、猫の世界をもっと楽しませてくれるよ。書き下ろしのエッセイや、これまでの本には載っていなかったお話も増えているから、読み応えもバッチリ!
「猫の目散歩」は、ただの散歩じゃなくて、猫になった気分で町を楽しむ素敵なエッセイなんだ。猫好きな人や、町を歩くのが好きな人には特におすすめだよ。ぜひ読んでみてね!猫と一緒に新しい発見をしよう!