化ケ猫画廊偽探偵～一鬼夜行・猫～のご紹介

「化ケ猫画廊偽探偵～一鬼夜行・猫～」は、黒猫の主人公「わたりまる」が長い旅の末にたどり着いた「猫町」で起こる物語です。わたりまるはある画廊に足を踏み入れ、日本画から西洋画まで様々な絵に魅了されます。しかし、突然絵が消えてしまい、わたりまるは犯人（犯猫）の第一候補として疑われます。そこへ画廊のオーナーである猫が助け舟を出します。この物語はのんびり屋の猫たちが住む気ままな町で展開されるミステリー風味の物語です。足の長い画廊のオーナーや年齢性別不詳の質屋、幽霊に魅入られた猫など、個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。この作品は2022年2月から3月にかけて開催された「#web犬猫生活アート展」で初めて発表されました。全128ページで、比較的軽く読みやすい文体なので、小説初心者の方でも楽しめます。