ニャン氏の憂鬱。製缶会社の総務部で働く茶谷歩くんは、仕事の合間にロックバンドで音楽活動を楽しんでいます。ある日、大株主の実業家の秘書がやってきました。なんと、音楽をやっている社員に会いたいという理由でやってきた秘書は、黒白の猫を連れているのです!?
話は猫缶を開ける時の、“音楽的な響き”についての話に発展します。茶谷はかつて経験した、ヨウムが密室からいなくなった不思議な出来事について説明するはめになりますが、なんと丸山と猫がまるで会話をしているかのように、その謎を解いていくことになります──。
新たな仲間を加え、ニャン氏の事件簿、パート3では6つのエピソードが収録されています。この物語は、音楽と謎解きが絡み合ったユニークな展開が魅力です。ぜひ読んでみてください!